いよいよ確定申告シーズンに突入しましたが、毎度のことながら「あっ!」という間に3月15日はやってきます。
ちなみに自宅で個人事業をしている私は、【会計ソフトfreee(フリー)】で、今年も簡単に申告を済ませてしまいました。(笑)
日ごろは仕事が忙しくて帳簿の整理が全然できていないという人が意外と多いんですよね。
私の知り合いも、ぜんぜん整理できてなくて、どうしよう!って悩んでました。
人に頼むという考え方
そもそも、帳簿の整理とか確定申告といった作業っていうのは、商売をする上ではマイナス要素なんですよね。
何がマイナスかといえば、その作業をする時間を浪費することがマイナスなわけです。
もしも、その作業時間を仕事に使うことができれば、収入アップにつながる可能性だってあるわけですから、下手をすると「機会損失」が発生しているかもしれません。
実際にお金が出ていったわけでは無いのですが、利益獲得のチャンスを逃しちまったぜ!という意味で損をしているよ~という会計的な考え方です。
もちろん人に作業を頼めば費用が発生します。これは金銭的な損失です。
こんな事務作業にお金払うのは勿体ない!と考えるから、自分で作業しようとするわけですが、果たして本当に勿体ないのでしょうか?
例えば、私の場合、本業では1時間で5千円から1万円の収入が発生する仕事が多いです。
仕事のオファーがあるのに、そのオファーを「帳簿整理の時間を確保」するために断ったとすれば、本来得られるはずだった収入が手に入らなくなります。これが機会損失。
ちなみに帳簿整理や確定申告の作業に40時間かかるとしましょう。
そして、この作業を税理士に依頼すると10万円かかると言われたとしましょう。
さて、依頼するべきでしょうか、それとも自分でやるべきでしょうか?
私の場合は税理士に依頼するべきなのです。
なぜなら、40時間ほど仕事をした場合に得られる収入は20~30万円位で、もしも仕事をせずに帳簿整理や申告に時間を費やしたら、機会損失は少なくとも20万円です。
一方、税理士に10万円で全部お任せして、自分はビジネスに集中すれば20万円以上の収入が発生します。
差引10万円の儲け。
自分のビジネスに対する時間の使い方や1時間の価値を考えて、人に依頼するかどうかを決めることが大切ですね。
税理士を探す場合、税理士紹介サイトなどを利用して探す人が多いと思います。
探すときのポイントは、年齢と場所が近い税理士さんがおすすめです。
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なぜ私が毎月きちんと帳簿整理ができているのかというと、やはり会計ソフトの恩恵を受けている部分が大きいです。
【会計ソフトfreee(フリー)】の場合、預金通帳やクレジット取引の会計入力を自分でやらなくて良いので、毎月の作業が簡単なんですよね。
私の場合、freeeを最大限効率的に活用しようと考えて、現金での支払いを出来るだけ無くすようにしています。
本や事務用品などはネットで購入してクレジット決済とかです。
あとはfreeeが自動仕訳をしてくれるので、領収証を見ながら仕訳入力をする必要がなくなるわけです。
ただ、この記事の冒頭で触れたような、現時点で「まだ帳簿の整理ができていない」という人には向いていないかもしれません。
というのも、freeeで預金口座を連携する場合、その銀行とネットバンキングの契約(登録)をする必要があり、さらには、ネットバンキングを登録した後の取引しかfreeeと連携できないのです。
つまり、今からネットバンキングの登録をしても、確定申告の対象である「昨年の取引」は連携しないので、結局は通帳を見ながら手入力することになってしまうわけです。
残念。
友達が使っていた「やよい」が便利
私の使っているfreeeは連動による自動仕訳がウリなので、実は手入力作業の部分については優れているとは言いがたい面があります。
もちろん、安物の旧式ソフトに比べれば、かなり簡単に手入力もできるのですが、それよりも簡単に入力できるソフトを発見しましたので紹介します。
私の友人が使っているソフトなのですが、「やよい青色申告オンライン」ってご存知ですか?(笑)
漫才のネタみたいになってしまいましたが、実際のところ私は弥生を舐めておりました。(ごめんなさい)
どうせ旧式の手入力主体の会計ソフトでしょ!って。(重ね重ねごめんなさい)
ところが、弥生を使っている友達に見せてもらったら、驚くことに「手入力」が画期的なことになっていたんですよね。
弥生さんのHPとかでは、あまり前面に押してないので知らなかったんですが、
「かんたん取引入力」という方法があるんです。
どういう入力方法かを簡単に説明すると、
検索窓から取引内容を入力すると、候補リストが出てきて、そのリストから取引内容を選択すれば、勘定科目が自動設定されるというものです。
わかりづらいと思うので例をあげます。
例えば、
「現金を普通預金に預けた」という取引を選択すれば
普通預金/現金 という仕訳を自動作成してくれます
あとは日付と金額を入力するだけ。
「現金で文房具を購入」を選択すれば、
事務用品費/現金 という仕訳を自動作成。
あとは、日付と金額を入力するだけ。
勘定科目を自分で考えなくて良いという仕組みなんです。
これなら簿記の知識がなくても会計帳簿が作れちゃうわけです。
勘定科目を悩むことが無くなるので、入力も早いです。
さらに、家事関連費の自動案分機能もあります。(freeeにもあります)
私のように自宅で個人事業をしている人には大変便利な機能です。
電気代やガソリン代など、事業用と個人用を案分しないといけない場合に、あらかじめ案分比率を設定しておけば決算のときにソフトが自動で経費を案分計算してくれます。
案分の仕訳も自動です。
この機能があれば、日ごろの入力は案分比率を気にせず支払金額をそのまま入力すれば良いので楽です。
確定申告書の作成も、基本的には質問に答えていく形で進めていけば申告書が出来上がってしまうので、専門知識がほとんど必要ありません。
オンラインソフトなので、改正があった場合でも自動でアップデートしてくれます。
ちなみに・・・
やよいオンラインでもfreeeやMFクラウドと同様に、預金やクレジットカードとの連携が出来ます。
そのうえ手入力も簡単となれば、もはや最強ソフトかもしれませんね。
やよいオンラインは値段も安い
弥生のホームページを見ると、色んなユーザーに向けたソフトがあります。
青色申告用や白色申告用、あるいは会計専用ソフトなどです。
またオンライン型のものもあれば、パッケージソフトもあります。
この中で、おすすめなのは「やよい青色申告オンライン」
理由はふたつ
ひとつはオンラインソフトなので、バージョンアップ作業が不要という点です。
パッケージソフトは改正があるたびにソフトのバージョンアップ作業が必要になりますし、都度費用もかかります。
もっとも、オンライン型は毎年ソフト利用料が必要なんですけどね。
ただ、やよいオンラインは月額800円程度の利用料なので他のソフトに比べてもその安さが特徴ですね。
さらに初年度(1年間)無料キャンペーンもやっているので相当お得です。
もうひとつのポイントは「青色申告」です
弥生には白色申告のソフトもあるのですが、わざわざ会計ソフトを使って確定申告するのであれば青色申告でやらないのは勿体ないです。
白色申告と違って、青色申告であれば特別控除や減価償却30万円特例などの特典がたくさんあります。
さらに、会計ソフトを使って普通に帳簿を作成すれば、必然的に貸借対照表付きの決算書ができますし、複式簿記で帳簿が作成されますので、青色申告特別控除65万円を活用することも可能です。
ただ、注意点がひとつだけあります。
青色申告をするためには、事前に税務署へ「青色申告の承認申請」をしておく必要があります。詳しくは「国税庁HP:所得税の青色申告承認申請手続」を参考にしてください。
やよい青色申告は、今なら初年度無料キャンペーン中です。
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