赤ちゃんが産まれるときに、父親が覚悟しなければならないこと

育児や家族

知人に赤ちゃんが産まれました

めでたいことです

そんな朗報を聞いて、自分に初めて子供が産まれた時のことを、ふと思い出してしまいました

お母さんは子供が産まれる前に育児について調べたりして基礎知識を身に付けている人が多いのですが、父親はといえば、どんな子供服が似合うかな~といった自己満足の世界へ突き進むケースが多いのです

そこで、父親として知っておくべき基礎知識みたいなものを、父親目線で書いてみました

 

赤ちゃんは泣くものだ

まず、お伝えしておきたいことは、「赤ちゃんは泣くものだ」と諦めなさい!ということです

うちの子は、母乳で育ちました

妻の方針で母乳にしたのですが、実はこれが地獄の始まりでした

お母さんは良いのです

子供が泣いたら、取りあえず乳をボロッと出して赤ちゃんにくわえさせれば泣き止みます

そして、寝ます

しかし、父親には乳がありません

正確な表現を敢えてするならば、乳はあるのですがミルクも出ないし、くわえさせるほどの乳首の長さも持ち合わせていないのであります

私も一度だけくわえさせることにチャレンジしましたが、全く無反応だったので恥ずかしくなって諦めました

というわけで、乳を咥えさせるという必殺技を持ち合わせていない父親は、赤ちゃんが泣くとパニックになります

抱っこしても、おんぶしても、また明日になっても、泣き止みません

だんだんイライラしてきます

嫁は・・・乳を持った妻はいずこに~!となります

なぜ、こんなにも抱っこしてるのに、泣き止まぬのだー!となります

諦めてください

そもそも、赤ちゃんは泣くのが仕事です

泣きわめいてるうちは元気な証拠だと思って、むしろ安心感と安堵の気持ちで泣きわめかせましょう

逆に泣かなくなったら具合が悪いのかもしれませんので、心配なら病院に連れていきましょう

考えてみれば、抱っこしても、おんぶしても、また明日になっても泣き止むわけがないのです

産まれたての赤ちゃんにとって父親は他人と同じなのですよ

母親は生まれた瞬間、いや、産まれる前から「親」ですが、父親は生まれた後のふれあいから、赤ちゃんが「親」として学習していくものなのです

だから、最初は抱っこしても、おんぶしても、また明日になっても、泣きわめきます

そういうものです

「あ~、良く泣きわめく元気なガキだな~」

って、おおらかに愛でる気持ちが大切です

 

本当に大変なのは夜泣きです

ほん、コレ。夜泣きは最悪。

父親は仕事でクタクタ

母親も日中の家事や育児でクタクタ

赤ちゃんだけ、バッチリお目目!

うちも、これが原因で揉めましたね

争点は、どっちが赤ちゃんの相手をするのか?というところ

父親的には「どうせ腹減ったんだから乳飲ませろよ!」と思い

母親的には「日中ずっと面倒みたんだから、あんた面倒見ろよ!」

となります

夜中に泣きわめかせると、近所迷惑にもなります

うちの場合、母乳だったので私が代わりに乳を飲ませることができませんでした

でも、よく考えたら、ミルクを飲ませることも可能だったわけですね

母乳で育てる場合でも、哺乳瓶とミルクは準備しておいた方がよいです

そして、ミルクを作るのは父親の役目と決めておくのです

なぜなら、母親は乳が出ますからね

うちの妻は乳の出が良かったので、搾乳もしてました

でも、搾乳した母乳はそれほど長く保管できません

赤ちゃんが長い眠りから目覚めた頃には、妻の乳が既にパンパンになっているので、結局は妻が授乳してしまい、搾乳した乳は廃棄処分になることが多かったのです

結局、搾乳した母乳を飲ませる機会は無かったというのが実態です

搾乳より、ミルクと哺乳瓶を準備するほうが良いと思いました

夜泣き対策だけでなく、妻が用事で出かけたりする場合にも、ミルク対応できれば父親として安心感がありますからね

ちなみに、うちは哺乳瓶の購入だけで済んでしまいました

妻の乳が滝のように出たというのが主な理由ではあったのですが

ミルクはベビーショップで貰った試供品(スティックタイプ)だけで事足りたのです

母乳の場合、母親の乳の出具合にもよるので、様子を見てからミルク購入量は決めましょう

いきなりデカイ缶入りミルクを買うと、大量に余ってしまう可能性がありますからね

 

母乳のメリットとデメリット

母乳の場合、母親へのさまざまな制限がでてきます

母親は飲酒、喫煙ができない

母親は辛い食べ物を控えないといけない

いずれも、母乳に成分が混入するため、赤ちゃんに悪影響を及ぼす危険があるからです

さらに、授乳中は乳が張るので、定期的に授乳しないと母親がつらいのです

私は授乳したことがないので、正確な表現をするならば、つらいらしいです となります

こんなことを書いていくと、初めから母乳にせずにミルクで良いんじゃない?と思うかもしれません

確かに、母親が仕事復帰するタイミングなどを考えて、母乳にしないという人もいます

でも、私は個人的に母乳が良いと思っています

出産直後の赤ちゃんの抵抗力アップや、母親とのスキンシップなど、赤ちゃんを安定させるために必要なんじゃないかなと思っています

母親にのしかかる部分は、前述の「お父ちゃんミルク作戦」を併用してフォローしましょう

 

まとめ

私の経験上、生後半年くらいまでが大変な時期ですが、その後は離乳食も始まるので、どんどん楽になっていきます

また、このころから赤ちゃんの表情も豊かになり、きちんとスキンシップを取っていれば父親として認識され始めます

こうなってきたら、かわいいことばかりで、夫婦で赤ちゃんを取り合ってましたね

最初の3ヶ月は地獄のような状況になるかもしれませんが

そんなものだと事前にしっていれば、乗り切るのは難しくありません

ぜひ、夫婦で協力して、かわいい赤ちゃんを育てていきましょうね