自宅で開業しているとはいえ、仕事で電話やFAXが必要になるシーンは必ずあります。
以前からTwitterでも呟いていたのですが、僕は電話やFAXが嫌いです。
電話するのが苦手なんじゃない
— ぼっちー (@kajibonjin) August 6, 2019
電話がつながらなかったときに
相手からの折り返しを待ってる
その状況が激しく落ち着かない
電話以外の連絡手段が一般的に
なれば良いのにと常に思ってる
電話は突然掛かってくるし、こちらが掛けて相手が出なければ、再度掛けるか折り返しを待たなければいけません。
そんなに暇じゃありません。
メールやLINEで連絡できる人とは仕事がサクサク進むんですけど、電話しか連絡手段が無い人は遅々として進まないんです。
— ぼっちー (@kajibonjin) May 22, 2019
電話に出ないし、掛かってきても出られないし。折り返しても出ないし。永久ループ。
とは言え、電話の方がスムーズに話が進むケースもあるので、電話はある程度は我慢します。
しかしFAXはダメです。
何より、印刷費用がこちらの負担なのです。
こちらがお願いした資料ならまだしも、相手の都合で送られてくる資料だった場合、何だか納得いきません。
FAX広告に至っては、損害賠償請求したい気分になります。
「受信枚数30ページ」って、本でも送ってきたの?みたいなのもありました。
対応策として、着信番号を確認して印刷するかどうかを判断していました。今までは。
しかし、それはそれで超めんどくさいわけです。
ということで、電話機を買い替えて対応したという話です。
FAXは印刷しないと見られない
今まで使っていた電話機の問題点は、印刷しないとFAXの中身が分からないことでした。
仕事上で付き合いのある人から資料が送られてくる場合、90%がメールです。
一部、FAXで送ってくる人もいますが、番号登録しているので着信時に分かります。
また、いわゆる「9999」番号(FAX業者)からの着信は印刷せずに全削除していました。
問題なのは、知らない電話番号からのFAXで、印刷しないと中身が分からないわけです。
で、印刷してみたら、不要な文書や広告だったりします。
つまり、印刷する前にFAXの中身が分かれば解決するわけです。
そこで、印刷前にFAX内容が確認できる機種を探すことにしました。
印刷しなくてもFAX確認できる電話機
FAXをプライベートで使うことは無いので、仕事用にFAX専用機を購入しても良かったのですが、いかんせんFAXが嫌いなのです。
FAXは最低限の機能があれば良いので、引き続き家庭用のFAX電話を購入することにしました。
今まで使っていたのはパナソニックの「おたっくす」だったので、操作に慣れていることや、インクフィルムが数本残っていたこともあり、同じ系統の機種を選択。
買ったのは「KX-PZ910DL パナソニック デジタルコードレス」。
名前は長いけど、いわゆる「おたっくす」です。
画面上でFAXの内容を確認できる「印刷前確認」機能が付いています。
これで、いちいち印刷しなくても、必要なFAXかどうかが判断できますよね。
ちなみに、子機は1台しか付いていません。
実は、子機が1台しか付いていないのには理由があって、スマホを連携させると子機になるのです。
そして、この「スマホ連携」機能が、思わぬメリットを産み出したのでした。
スマホ連携の思わぬメリット①
思わぬメリットというのは、結果的に「全てのFAXが印刷不要になった」ことです。
実はこの機種、FAXを画面確認するだけではなく、PDFに保存することができます。
パソコンやスマホと連携させれば、PCやスマホに保存もできるのです。
僕の場合、子機としてスマホを連携させているので、FAX内容をスマホで確認できるうえ、必要なFAXはそのままスマホに保存しています。
で、結局、FAXを印刷する必要が皆無になったというわけです。
スマホに保存した大事なFAXは、定期的にPCや外付けハードに移しています。
紙は無くなる可能性がありますが、データ保存しておけば必要なときに確認できるので、とても便利です。
ペーパーレスにもなります。
スマホ連携の思わぬメリット②
他にも、思わぬメリットがありました。
それは、トイレに入っていても電話に出られるというもの。
「はあ?」という声が聞こえてきそうですが、聞き流しつつ話を進めます。
例えば、仕事上で大事な相手先から電話が掛かってくるのを待っているときに、ウンコが出そうになったとします。
仕方ないので、トイレに行きますよね。
でも、そういう時に限って電話が掛かってくるんです。
スマホじゃなくて、固定電話に掛かってくるんです。
で、トイレから出て折り返し電話すると、そういう時に限って相手が出ないんです。
無限ループです。(無限ではありませんが、時間の無駄です。)
僕は習慣的にスマホを常に携帯しているので、自宅のトイレにもスマホを持って入ります。
スマホが子機の役割も果たしてくれる今では、ウンコ中に固定電話への急な着信があっても対応できるわけです。
実際には、トイレ中に着信が来たことはありませんが、安心してトイレに入れることは僕にとって大きなメリットです。
結局FAXは無くならない
実は、うちに届くFAXで一番多いのが、僕が所属する団体からの連絡文書です。
ありとあらゆる連絡文書がFAXで送信されてきます。
もちろん何度も「メール送信にしてください!」とお願いしています。
でも、所属会員の90%が高齢者なのでメール使ってないそうです。
令和の時代に昭和を感じる。
そんなわけで、僕が生きている間にFAXが無くなることはありません。
仕方がないので、FAX機を買い換えて負担を軽くしたという話です。
でも、思わぬメリットも生れたので、買い換えは正解だったと思います。