専門的で特化することが求められる現代は器用な人が貧乏になる時代

自宅しごと
出典:ぱくたそ

器用貧乏という言葉がありますが、近年「専門性を高め特化することがビジネスで成功する秘訣」などと云われ、逆に器用に何でも「そこそこ」こなしてしまうような人は集客が難しい時代になってきました。

今回は器用なわたくしが器用な人の実態について述べております。

器用な理由は多趣味

私が器用な理由は多趣味なことだと思ってます。

というより、器用だから多趣味になったのかもしれません。よくわかりません。すみません。

ここで、私のこれまでのスポーツと趣味の遍歴を紹介しますね。全く興味ないとは思いますが一方的に発表します

まず、取り組んだことのあるスポーツは、野球、ソフトボール、サッカー、卓球、バドミントン、剣道、弓道、インディアカ、ドッジボール、ろくむし、です。

よめ
遊びが混じっとるよ

続いて、ハマったことがある趣味は、ギター、映画、絵画(描く方)、漫画(描く方)、モデルガン、パソコン、プログラミング、将棋、パチンコ、スロット、風俗、などです。

よめ
最後の方は聞き捨てならないカテゴリー。後でしなす

細かいことはさておき、よく言えば多趣味、悪く言えば移り気、一般的に言えば飽きっぽいわけです。

これだけのものに手を出せば、必然的にひとつのものに取り組む時間は少なくなり、何一つとして極めておりません。

極めてはおりませんが、どれもソツなくこなしてしまう器用な人の出来上がりです。

器用なのは得する(こともある)

最近、ちょくちょくバレーボールをやる機会がありまして、私はバレーボールなどというスポーツは学校の体育の時間しか携わったことがない、いわばバレーボール素人なわけです。

しかし、一緒にやるバレーボール経験者のプレーを見様見真似でやってると、

「えっ!バレーやってたの?」って驚かれます。

それぐらい、ソツなくプレーしている(ように見える)らしいです。

ちなみに、バレーボールはおろか、バレエで白鳥の湖を踊ったこともございません。

おかげで腕が真っ赤かのかです。

器用な私が特化できなかった結果

私は数年前に脱サラして起業したのですが、当初からマーケティングだのブランディングだのといった日本人には馴染みの薄い物事と格闘してきました。

その中で、集客には「特化すること」が必要で、専門性を高めていくことが重要であるという話を耳にタコの足が生えるほど聞かされました。

そんな耳に生えたタコの足を酢の物にして食しながら、自身のビジネスモデルを模索していったわけです。

しかし!残念ながら私は多趣味で器用なため、あれやこれやと色々やりたがる習性が災いし、特化どころか至極平準的な何でも屋になってしまいました。

まあ、幅広くサービスを提供しているので、それなりに集客はできたのですが、問題がひとつ。

それは、色んなニーズの顧客が付いてしまったことです。

特化していれば、提供している特定のサービスを求める顧客だけが集まってきますので、結果的に業務も効率化できるし、質の高いサービスも提供しやすくなります。

しかし、私のように何でも屋的な運営をすると、様々なニーズの顧客がバラバラと集い、結果として顧客ごとに個別対応するはめになり、とても非効率極まりない状況に陥ります。

非効率なので、サービスの質を保つのも大変です。

今となっては、やはり特化するって大切なんだなぁという後悔の念を抱きながらタコ足を肴に酒を飲んでる最中です。

まとめ

ブログの書き方的なコンテンツによれば、記事の最後に「まとめ」を書くと良いよって書いてあったので、とりあえず「まとめ」という段落をつくりましたが、何をまとめて良いのやら悩んでます。

しかし今回の記事を敢えてまとめるなら、

・器用で多趣味な人は大人になって良いこともある

・何にでも興味を持つのは良いことだ

・でも興味の範囲が広すぎると特化できない

・特化するのは必殺技を身に着けるようなものだ←こんなこと一つも書いてないけど

・必殺技を持たない者はウルトラマンにはなれない←そのとおりではあるが全く触れてもいない

・ビジネスで成功したければウルトラマンになろう!

よめ
話変わっとるがな!

今日のところは、以上です。