タイトルだけ見たら「昭和か!?」と思うような内容ですが、つい最近の出来事なんです。
申し遅れました、家族のために毎日晩ご飯を作っております、兼業主夫のボッチーです。
晩ご飯を作るって、日々のルーチンワークに組み込まれているのですが、毎日の事でありながら、やはり「想い」を込めている部分もあるわけです。
そんな想いが肩透かしを喰らった話です。
ダンナの帰りが遅い!という奥様方にも、ご賛同いただけると幸いです。
忙しい日の晩ご飯
わたくし、兼業主夫と言いながらも、仕事はフルでやってるため、とても忙しいです。
それでも夕方になれば、「今日の晩飯は何にしようかな?」って悩みます。
そんなある日、仕事が忙しすぎて晩ご飯を作る時間が、ほぼ無い状況に陥りました。
子供たちは「はら減ったー、飯食わせー」と輪唱をかき鳴らし、僕を焦らせます。
仕方なく、冷凍食品と冷蔵庫の有り合わせで”チャチャっと”晩ご飯を作製。
子供たちに「さあ、喰え!」と与えたのです。
取りあえず事なきを得たかに見えた食卓でしたが、そこに嫁さんが帰ってきました。
食卓には、冷凍食品と、手で引きちぎられたレタスが並んでいます。
グルメな嫁さんは絶句。
との言葉を残し、浴室へと消えていったのでした。
嫁に美味しいと言わせたい
そんな事があったので、反省した僕は、仕事で疲れて帰ってくる嫁さんのために、何とか「美味しい!」と言ってもらえるような晩飯を作ろうと一念発起しました。
ネットでレシピを調べ、足りない材料を買いに行き、夕方5時から仕込みを始め、せっせと嫁さんのために手の込んだ料理を作ったのでした。
その日の夕食は子供たちにも好評で、「お父さん、コレめっちゃ旨い!」と賞賛の雨あられ。
「美味しいからって全部たべちゃだめだよ。お母さんの分も残しといてよ」と喜びに浸りつつ子供たちを注意。
8時になり、嫁は帰ってこず。
9時になり、嫁は帰ってこず、子供を風呂に入れる時間。
子供を風呂に入れて、歯磨きをさせ、寝かしつけたら、10時になりました。
嫁は帰ってこず。
「まさか、今日は飲み会の日だったのでは?」という不安がよぎったのですが、予定表を確認したら、そんな予定はありません。
ついに、嫁が帰宅
そんなこんなで、間もなく11時になろうかというタイミングで、やっと嫁さんが帰ってきました。
などと会話をしながら、嫁さんの晩飯を食卓に並べる僕。
それを見た嫁さんが一言。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
今日の晩ご飯は、あなたのために作ったのですが、何か?
昔の奥様たちは凄かったね
昭和から平成の初期にかけて、今回と立場を逆にした光景が各家庭でよく見られました。
夕飯を作って、帰りの遅い夫を待つ妻。
帰ってきた夫は「今日は外で済ませてきた」みたいな事を言うわけです。
ちょっと不機嫌な妻は、夫のための夕食をフテ腐れ気味に片付けるという光景。
しかも、これが結構な頻度で起こるわけですから、「夫の晩飯なんて作らないわ!」ってなりますよね。
ほんと、よく我慢してたね。凄いよね。
夕飯を作って待ってる身にもなれ!つーの。
と言いつつ、今日も嫁さんを喜ばせようと晩ご飯の献立をググっている僕でした。
ということで、今晩は食材宅配のヨシケイで配達してもらった食材で済ませます。