スポーツでも何でも、肩に力が入りすぎるとロクな事がありません。
しかし、結果を求める作業や仕事の場合、ついつい力が入ってしまいます。
力を出し切りたいと思うあまり、力んでしまい、持てる力を出し切れないという悲しい結末を迎えたりしちゃいます。
今回は力まない方法を一人勝手に考察し実しやかに発表してみたいと思います。
自分を過信しろ
力みが生じる最大の理由は、良い結果を期待したり、上手くやりたいという欲が働くからです。
自分の実力に沿った結果で良ければ力みは生じにくいものなんです。
それを、実力以上、今まで以上の結果を求めるから肩に力が入るわけです。
かといって、現状維持を続けていては成長もないわけで、人は今まで以上の結果を得て自らの成長を実感したいもの。
そんなときは、自分に自信を持つことが大事になります。
ありきたりの話と思うかもしれませんが、実は意外にできない人が多いんです。
自分に自信を持つというのは「絶対に自分ならできる!」みたいなチャレンジャー的発想ではありません。
どちらかといえば、「こんなの俺様なら楽勝!ピース」くらいの自信です。いわば過信です。
過信しまくり先輩の実例
僕が以前勤めていた会社には、この過信マックスな先輩がいました。
彼の口癖は「他の人が8時間かかる仕事なんて、俺なら2時間あれば充分」というもの。
目もくらむような過信ぶりです。
一見するとアホ丸出しのように見えますが、彼の快進撃は留まるところを知りません。
なにしろ自分の能力は、他の人の数倍あると思い込んでいるわけですから。
他の人が嫌がるような難しい仕事にも「俺なら楽勝♪」と積極果敢に挑むわけです。
結果、成功してしまうことの方が多かったです。
もちろん、もともとが難しい仕事なので失敗することもありました。
しかし、彼は
「俺がやっても上手くいかないということは、会社の誰がやっても上手くいかないということだね」
「それが分かっただけでも良かったじゃないですか」
という言い訳なのか何なのかわからない理論を上司にむかって展開し、言いくるめていました。
過信もここまでくれば本物の実力でしょうね。
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失敗しても死ぬわけじゃない
先に登場した先輩のように特殊な人は良いのですが、一般的には自分をここまで過信できる人は少ないです。
多くの人は「うまくいくかな~」と不安を抱えながら事に臨みます。
そのため肩に力も入ります。お陰で肩も凝ります。
ポイントは結果を気にし過ぎていること。
もっと言えば、失敗を恐れ過ぎていることなんですよね。
よく考えてみましょう。
その仕事や作業が上手くいかなかったり失敗したら、どうなるんでしょうか?
ほとんどの場合、他の人がフォローしてくれたり、迷惑かけた人に謝ったりすることになりますよね。
これは確かに辛いことなのですが、「それだけの事」とも考えられます。
別に死ぬわけじゃありません。
必要以上に失敗を恐れすぎていないか?を、もう一度よく考えてみると、意外に失敗しても大したことではなかったりします。
まとめ
そんなわけで、1人勝手に、なおかつ一方的に「肩の力を抜く」ということだけについて力説してまいりました。
まとめます。
・自分の実力以上の結果を出したければアホみたいに過信する。
・失敗しても「自分ほどの実力者でも失敗するほど難しいことだったんだな」と思う。
・仮に失敗しても死ぬわけじゃあるまいし、必要以上に悪い結果を恐れない。
と、こんな感じです。
偉そうに書いてきましたが、
内容的には完全に僕が僕自身に向けて書いていることでありまして、
僕のように自分に自信が持てず、不安な気持ちを持っている人の参考になれば幸いです。
最後に、最近気づいたことを締めの言葉とします。
「自分の実力は、自分が思っているより、ちょっと上。」