仲の良い夫婦はアレとソレとコレだけで会話が成立する・・・はず

こぼれ話

以心伝心という言葉があります

夫婦生活も一定の年数が経過すると、代名詞だけで会話が成立出来ちゃったりします

よめ
アレ取って
ぼっちー
これ?
よめ
ちがうよ、アレよアレ
ぼっちー
あ、コレね
よめ
そう、ソレ

みたいなヤツです

さらに、年数がたつと

よめ
あっ!
ぼっちー
これ?
よめ
それ!

となる

もはや、超能力の世界

テレパシー みたいな

しかし

もっともっと年数が経過していくと・・・

妻「アレ、え~と、アレよアレ」

夫「ナニ?」

妻「アレ、あ~、ナンだったかな~」

夫「・・・」

妻「ホラ!アレよ、わかるでしょ!」

夫「・・・?」

ウチの妻も、代名詞の使い過ぎで言葉が出なくなるという現象に悩まされている

さて

一般的に「夫婦のよくある風景みたいな話と違って、我が家では男女が入れ替わっていることに気がつきましたか?

昔ながらの話なら

夫「おーい」

妻「はーい」

といって、お茶を運んでくる

妻「どうぞ」

夫「おっ、気がきくね」

みたいな展開が一般的

微笑ましく、仲睦まじい夫婦の映像が浮かみますね

しかし、これを僕がやると

夫「おーい」

軽い怒りと苛立ちを帯びた低音で
妻「なに?」

夫「あっ、あのぉ、お茶…」

すると妻に
「は !?」と、言われる

お分かりだと思いますが

この「は?」は疑問を投げかけたものではありません

私の声が聞こえなかったから聞き返している訳でもありません

ましてや、歯が白いことを強調するような類のものでもありません

試しに「お茶が飲みたい」ということを改めて伝えると

もう一度「は?」と言われます

1回目の「は?」よりも若干キツ目に「は?」と言われます

そうです

この「は?」は、威嚇のためのウナリ声みたいなものなんです

この「は?」の背後に隠された言葉を、あえて表記すれば

「なに?お茶?お茶が飲みたいなら勝手に飲みな!」
「まさか、アタシにお茶を入れろって言ってんのか?」
「テメェ死なすぞ!4回くらい死なすぞ!」

とうことになります

お茶を依頼しただけで4回も死なされちゃたまらないので、僕は自分でお茶を入れます

すると妻が
「アタシのも、ついでにお願い」

私は「は?」とは言わない

「はい!」と言う

これって、仲が良いというのでしょうか?www