女性の起業に多い自宅ビジネスの課題と事業に役立つ便利なもの

自宅しごと

数年前から「SOHO」という言葉が多く使われるようになってきました

Small Office/Home Office(スモールオフィス・ホームオフィス)略で、特にネットを利用したスモールビジネスなどに使われます

そんなSOHOビジネスについて考えてみたいと思います

女性の起業が増えている

最近、起業している人の事業として、ネットを利用したビジネスが多くなっているのですが、私が注目したのは女性の起業が増えてきているということです

夫は会社員で妻が個人で起業するというケースも多いようです

スモールビジネスというと、売上が少なく儲けが少ないというイメージを持たれがちなのですが、儲けの部分は決して「スモール」ではない場合もあります

この場合のスモールというのは、事業の従事者が本人だけであるとか、無店舗の小売業であるなど、どちらかと言えば「初期コスト」がスモールなビジネスという表現のほうがしっくりきます

女性の場合、「小さな雑貨屋さん」をOPENして、外国製の雑貨を取り扱うお店を持ちたいといった、女性ならではの起業をする人も多いですよね

しかし、いくら小さなお店といっても、店舗の敷金や家賃、店内の陳列棚など、初期費用もかさむものです

それが、ネットの発達した現代では、ネット上で個人輸入から販売までできるのですから、極端に言えば「パソコン1台」でも起業できる時代になったわけです

さらに、ネイルサロンやカイロプラクティックのように、1人でできるビジネスモデルが流行していることも後押しして女性の起業が増えていると考えられます

ここで例に挙げた事業モデルは、いずれも自宅や小さなスペースでおこなえるビジネスモデルなので、まさにSOHOビジネスと言えるでしょう

ホームオフィスが増えている

省スペースで事業ができるというスモールビジネスに女性が参入しているのには、もうひとつ大きな理由があります

先にも述べたようなスモールビジネスはSOHOに向いているわけですが、女性事業家はスモールオフィスではなくホームオフィス(自宅)を選択するケースが多いようです

ホームオフィスの一番のメリットは、家賃と通勤が不要なため、時間とコストが節約できるということです

さらに、子育て中のお母さんであれば家事や育児と並行してビジネスをすることができるのもホームオフィスならではのメリットと言えます

特に夫がサラリーマンで会社に時間を拘束されている場合などは、お母さんが外へ勤めに出ることは難しいものです

最近では「在宅ワーク」という言葉もあり、自宅で仕事をするサラリーマンも登場してきましたが、一部のネット企業が採用している程度で、なかなか浸透していません

結果的に、自分で起業してホームビジネスを始めたほうが良いという考え方が増えてくることになったわけです

ホームビジネスの課題は時間確保

ここまで書いてきたことだけを見ると、ホームビジネスがとても魅力的なものに見えるかもしれませんが、実は課題もたくさんあります

ひとつは、時間の作り方が難しいという問題

どのタイミングで仕事をして、どのタイミングで家事をするのかという「ルーティンワーク」を決めておかないと、どうしてもルーズになります

最悪、仕事も家事も中途半端な状態で「どっちつかず」のような日々を過ごして自己嫌悪に陥ったりします

ということで、居宅の一部をオフィスとして使う場合などは、できるだけオフィスと居住空間を分離した状態にするのがベターだと思います

家族の理解を得るという部分においても、オフィスが別になっているのは必要なことかもしれません

そうなんです

家族から見ると、家にいるということは家の用事ができるでしょ!という発想になってしまうわけなんですね

というわけで、ルーティンワークへの落とし込みをしっかりして、計画した時間割を守るという強い意志と、分離されたオフィスを持つことが大切になってくるわけなのです

毎日の予定と1週間の予定は、ある程度サイクルとして決めておいたほうが良いでしょう

家事や育児の時間が無くなる

いくら自宅で仕事をしているといっても、働いているわけですから家事に割ける時間は限られてきます

家族の理解を得られるならば、家事代行サービスや宅配業者を利用するのも手です

もちろんお金は掛かりますが、自分がビジネスをするための必要経費だと考えてはどうでしょうか
(確定申告での必要経費にはなりませんが)

時間を買うという感覚は、ビジネスの世界では効率化手段のひとつなのです

ちなみに、最近は夫婦共働きの家庭が多いので、様々なサービスが出てきています

例えばこちら↓
お財布と心が笑顔になる家事代行サービスCaSy

あなたの1時間当りの収入と比較してどうかという判断になりますが、ビジネスに費やす時間を確保するためのひとつの手段だと思います

家事の中で一番の悩みは、夕食の献立ではないでしょうか

私も夕方が近くなると気が重くなります(笑)

仕事の都合で毎日夕食を作ることが難しいという人も多いと思います

そんな方には、私も利用している食材宅配のヨシケイがおすすめです

食材を頼むこともできますし、調理済みの食事を配達してもらうこともできるので助かります

妻が出産のため実家に帰っていたときは、毎日夕食を配達してもらってました(笑)

しかし、多くの女性は「夕食が宅配モノって・・・」という抵抗感があるかもしれません

確かに、毎日これでは家族も飽きてしまいますので、たまに手料理を振る舞ってあげれば良いのです

こういったサービスを利用するのは、忙しい時だけと決めて、「自分はビジネスをしている経営者なんだ」と割り切って考えるべきだと思います

時間を取られる経理

もうひとつ、ビジネスをしていて時間を取られるのが「経理」です

個人事業主である以上、帳簿を整理しなければいけないし、毎年の確定申告も必要になってきます

特に帳簿の記帳は、最初のうちは訳が分からず時間ばかり費やしてしまうという人も多いようです

市販の会計ソフトやネット上に簡易な会計ソフトも出てきていますが、会計ソフトを利用するにも「経理の知識」は最低限必要になってきます

おすすめは全自動のクラウド会計ソフトfreee 

自動仕訳機能を活用すれば簡単な操作で帳簿が作成でき、青色申告で確定申告もできてしまいます。

無料お試しができるので、一度試してみるのも良いでしょう

まとめ

最後に、繰り返しになりますが、

「時間」は有限で、最も大切な資源なのです

そのため「時間を買う」という考え方は、ビジネスを行う上では一般的に行われています

自分ひとりでは出来ないことは、他の人やサービスを利用することで、ビジネスのスピードアップを図りましょう