共働きなのに家事や育児は妻任せ!という夫婦の思考の違いを分析

家事・グッズ

共働きの夫婦が増えてきましたね

うちも共働きなのですが、家事分担はどうしてますか?

ある調査によると、共働き夫婦の家事や育児は妻がほとんどやっているケースが多いんだそうです

なぜ、そんなことになっているのでしょうか?

共働きなのに妻が家事をやっているというケースでは、夫婦それぞれの考え方が違っていることに主な原因があります

まずは、妻側から見た場合

なぜ夫が家事をしてくれないのか?という質問に対して、多くの妻の意見は

夫の考え方が古く「家事は女がやるものだ」と思い込んでいる というものです

夫の家事に対する意識不足が原因だということ

私は以前、この傾向が顕著に出た体験をしたことがあります

それは、私がサラリーマン時代のことでした

会社で男性社員に家事や育児への参加状況をアンケートしたことがあったのです

そのアンケートの結果、男性社員からの回答というのが・・・

「朝のゴミ出しは手伝っている」

「休日は子供と遊んだりしている」

というものが大多数だったのです

家事や育児への参加について聞いているのに

ゴミ出しを手伝うって・・・

つまり、これはですね

ごみ出しは本来「妻」がやるべきことだが、夫である私が手伝っているという潜在意識から出てきた言葉なのです

もっとも、この「手伝う」という言葉は女性社員のアンケートにも沢山書いてありました(笑)

どうやら、妻の側にも「家事は女がやるもの」という潜在意識があるようなんですね

まずは、この部分の意識改革を夫婦そろって(無理ならせめて妻だけでも)進めるべきです

家事は夫婦が分担してやるものなので、夫は「手伝う」のではなく「やる」のですよ

次の「休日に子供と遊んでいる」というのは、もはや論外レベル

これって育児参加じゃなくて「普通のこと」をやっているだけじゃん!

休日に我が子と遊ぶのは、育児参加なの?

本来の育児参加というのは

子供が急に発熱したときに病院に連れていくとか

学校行事へ参加するとか

そういうことなんですけどね

「あなたの休日の過ごし方は?」というアンケートではないのです

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次は、夫側からの意見です

少しでも家事をしようと洗濯や後片付けをしたら、やり方が悪いと妻から怒られた!

だから、うかつに手が出せない

というもの

妻の立場からすれば、自分の手順や方法と違うやり方をされると、ついつい文句を言いたくなるのはわかります

しかし、まずは、家事に積極的に手を出したということを誉め、感謝の気持ちを伝えるべきなのです

やり方や手順は後から話し合えばいいだけです

ここで考えて欲しいのは、自分のやり方がベストだとは限らないということです

夫なりにベストだと思う方法で作業しているはずなので、

いきなり「それは違う!何でそんなことしたの!」と否定すると、

「じゃあ自分でやれよ!」となり、

以後は夫の家事参加は望めなくなってしまうのです

子供に手伝いをさせるのと同じ理屈ですね

仕事で部下のモチベーションを保つのも同じ理屈です

~誉めて、感謝の気持ちを伝える~

これが最も重要なことなのですよね

ちなみに、我が家の家事と育児は夫である私がやってます‼‼

共働き夫婦にとって、家事や育児は二人でやる仕事です

どちらが何をやるかを決めるのも良いでしょうが、出来ることを出来る方がやるという意識も大切です

特に育児については、もともと「親」の務めなので、夫婦ふたりが共同でやらなければいけないことなんですよね

円満な夫婦関係は、相互扶助、助け合い、感謝から生まれると思います