ファッショナブルを目指してカッコ良くなった私を葬り去った、たった1つの鼻くそ

こぼれ話
出典:ぱくたそ

(画像はイメージです。私じゃありません( TДT)ゴメンヨ)

ブログ記事のタイトルによく見かける「○○のためのたった〇個の云々」という形態を模して、この記事のタイトルも付けてみました。(ちょっと違うけど)

私は仕事がら会社の経営者の方(つまり社長さん)と会う機会が多いのですが、私から見てそういった上流の方々は一様にカッコイイです。

夏場の暑い時期であっても、キチンとしたシャツにジャケットを羽織って登場してきます。
相対する私のTシャツに短パン姿が恥ずかしく思えるほどのパリッと感満載であります。

まあ、いくら自宅が仕事場だからといっても、Tシャツ&短パンで会っても良いのは家族くらいなので、もはや近所をシミーズいっちょでウロついてる婆さん状態といっても過言ではないでしょう。

そんなわけで、私も負けじとパリッと感を出して、格好だけでも経営者風コーデを取り入れることにしてみました。

昔から洋服については、取り敢えず局部さえ隠れていればOKじゃん!という深層心理を持ち合わせている関係上、ファッショナブルなことに興味がないです。

恐ろしく流行やファッションにも無関心です。

したがって、産まれたての子牛に匹敵するほどファッションに疎いのです。ちなみに子牛は生まれたてでなくても裸です。

そんな私に妻がLEONというファッション雑誌を買い与えた話は【こちらの記事】に書いたとおりです。

以後、ファッショナブルに変身を遂げるべく、日々ファッショナブル研究にいそしんでまいりました次第です。

そんな研究の結果、洋服やアクセサリーも大事だが、やはり立ち居振る舞いが大切なんだということに気が付いてしまったのです。

ついこの前までファッショナブルとは程遠い牛の子供だった私が、なんという成長なのでしょう。

そういえば、私が出会った多くのカッコイイ経営者の人々は皆さん立ち居振る舞いがスマート&スムーズでした。

彼らは、まずもって姿勢が良いです。生まれつき猫背の私からすれば、石川五右衛門の斬鉄剣を背中に隠し持っているのではないか?ふとしたはずみに切られるんじゃないか?という疑念を抱かせるほどの直立歩行を実現しているのです。

よし分かったと、直立歩行だということに気が付いた私は、その日から闇雲に背筋を伸ばしまくって歩行することを試みたのです。

さらに、ファッションリーダーを自称する妻のアドバイスの元で洋服も買いました。コンサバとかモードとかいう暗号の解読は果たせなかったものの、何やそれなりのファッショナブル感が出てきたんじゃない?

とても、元・子牛とは思えない。

どうだ、かっこいいだろう!スマートな歩く姿を見るんだ!ファッショナブルだろう。

子牛なみのファッションセンスと、猫並みの姿勢を持ち合わせているばかりか、64㎝もの円周を誇る巨大な頭蓋骨をトップに据え付けている鼻の低い私でも、立ち居振る舞いと洋服を変えるだけでカッコよくなるんだよね。

などと妻に自慢しながら、我が家で私だけがカプチーノの呼んでいる「コーヒーに牛乳を入れて混ぜくり上げた」だけの飲み物を、優雅かつエレガントに口に運んでいたのです。

そんなファッショナブル達人に変身した私に向かって

妻が一言

よめ
よめ

カッコつけてるとこ悪いんだけどサ…

 

 

 

 

 

 

 

よめ
よめ

鼻クソ 出てるよ