犬と猫、飼うならどっち?という質問にあなたなら何と答えますか?
以前は、圧倒的に犬のほうが多かった日本のペット事情
しかし、ここにきて猫が猛追し、まもなく逆転しそうなのです
猫派が躍進してきたのには理由があるのです
猫が増えたというデータ
「一般社団法人ペットフード協会」というところが毎年発表している、犬と猫の「推計飼育数」というのがあります
同団体は1994年から全国調査を実施しており、昨年までは犬が猫を上回っていました
しかし、ここ数年は犬の飼育数が減少しているのに対して、猫の飼育数は増加傾向なのです
同協会の関係者の話によれば、「今年は猫が犬を逆転するのではないか」とのこと
なぜ、長年ペットナンバーワンだった犬を、猫が追い抜くことになったのか?
猫派の人に話を聞いてみました
話を聞いたのは、猫大好き歴30年のウチの嫁です
ありがとうございました・・・
気を取り直して、まじめに考えてみましょう
犬を飼うと散歩が必要
犬を飼う場合「散歩」が必要になります
しかも毎日です
飼い主の健康増進のために犬を飼うという人もいますが、多くの人は「散歩」を面倒だと感じているのも事実
ペットを飼おうと思う人は一人暮らしの人も多いので、他の家族に「散歩」を頼むということができません
どんなに仕事で疲れていても、自分が犬を散歩に連れて行ってあげなければいけないのです
一方、猫は散歩がいりません
夫婦共働き家庭も増え、ただでさえ時間に追いまくられている人が増えてきた中、毎日散歩させないといけない犬は敬遠される傾向になってきたのです
住宅事情の影響
ほかの理由として、最近の住宅事情があげられます
都市部ではマンションに住む人が増えていますので「鳴き声」が気になるところ
犬と猫では、その「鳴き声」の大きさに大きな差があります
犬は「吠える」のです
一方、猫は「鳴く」のです
さらに、犬は「噛みつく」危険性があります
もちろん、きちんと躾(しつけ)がされていれば、まず噛みつくことはないのですが、全ての犬がきちんと躾されているかどうかというと、「?」マークがいくつか付いてしまいます
一方、猫は「ひっかく」のですが、やはり「噛みつかれる」と「ひっかかれる」のとでは、何となく痛さが違いますよね
近所に小さい子供がいる場合などは、特に気を遣う部分ではないでしょうか
そんなこんなの諸事情により、どちらが「かわいいか」よりも、「飼いやすさ」を優先する動きが強くなってきたため、犬よりも猫に流れが向いてきたわけです
ちなみに、インタビューに答えた私の嫁は猫しか飼ったことがありません
一方、私は犬派なので、犬しか飼ったことがありません
なついた犬の可愛さはたまりません
猫のツンデレがいいという人も多いでしょうが、犬はデレデレなので私には向いてるのかもしれません
こんな話をしてたら、我が家でも「犬猫論争」(もっぱら嫁と私の戦い)が勃発しそうです