最近は他の人のブログを読まず、意識的にプロの書いた文章を読んでます。
一口にプロの物書きといっても作家やライター、エッセイストにコラムニスト、あとは記者など様々な職種があります。
そういった「書くことが専門の人」が書いた文章に触れて思ったことをダラダラとリズミカル且つ思いつくままに書き留めてみました。
ブログを書くためにブログを読んでいた私
最近はブログを書いてる人も多く、老若男女を問わず、プロも素人も関係なく、ネット上にテキストが溢れています。
かくいう私も「男の素人」に該当するわけですが、少しでも良いコンテンツを産み出したいという思いから有名ブロガーの記事を読んできました。
そして気がついたのは、有名ブロガーやプロブロガーたちがブログに書いている文章は、あくまでもブログ用の書き方がされているということです。
ブログ記事というのは文章を読み慣れた人ばかりが目にする訳ではないので、できるだけ読みやすく書いていく必要があります。
最近ではスマホからのアクセスが多いこともあり、行間や1行の文字数なんかも気にしながら記事を書かなければいけなくなっています。
人によっては「漢字はできるだけ使わない」という説がある一方、ひらがなばかりでは読みずらいという意見も散見されます。
もちろん私もブログを書くときには、そういった部分を意識して書いているのですが、ときどき「好き勝手に書きてー!」という衝動にも駆られます。
プロの書いた文章に触れて・・・
冒頭にも書きましたが、最近は意識的にプロの書いた文章(記事)を読んでます。
コンテンツのほとんどはネット上に発表されたもので、パソコンかスマホで読んでいるのですが、これが、まー行間も改行もされていない文章ばかりなんですよね。
その記事がネット上で提供されることを知っていながらの所業なので、著者はユーザビリティとか考えてないのだと思います。
でも不思議なことに、スラスラ読めちゃうわけです。
さすがプロの作品と言わざるを得ないのですが、なぜスラスラ読めてしまうのでしょうか?
そのあたりを暇つぶしがてら考えてみたのです。
ブログ記事とプロの記事の違い
先ほども書きましたが、ブログをはじめとしたネット上のテキストコンテツは読みやすさが求められます。
つまり、書き手は常に読者のモニターサイズを気にして文章を作成しなければなりません。
もちろん紙媒体の場合も改行箇所などは気にする部分ではありますが、ネット記事だと1文ごとに行間を空けたり、センテンスの区切りで2~3行の余白を設けたりと、紙媒体では見られないような手法が見られます。
行間や画像を挟み込むことで読者にリズムを与えているというテクニックです。
一方、プロの書いた記事は、それがネット記事であっても不必要な改行や行間が存在しません。
どうやら、プロの物書きは余白や改行でリズムを刻むことはしていないようなんです。
じゃあ、どうやって読者にリズムを与えているのか?
それは、文字や言葉、つまり文章そのものでリズムを刻んでいるのです。
プロは文章そものもがリズミカル
プロの文章は不思議にスラスラ読めると書きました。
そうなんです、鬼のようなテキストの塊(かたまり)なのに、中身を一度読み始めてしまうと、あら不思議!
なんということでしょう!1万文字近い記事がたったの5分で読めたではないですか。
細かいことを書くときりがないのですが、繰り返し言葉や同音異義語や語尾の変化や言い回しの妙など、様々なテクニックを駆使して文章が書かれているため、スラスラとリズミカルに読めるわけです。
もはや、読まされていると表現したほうが適当かもしれません。
中には、普段の自分の読書スピードよりも速く読める(読まされる)ような書き方がされている文章もありますからね。
プロの文章を読むことは良いこと?
プロが書いた文章を読むことは、単純に文章力を身に着ける近道でもあるので良いことです。
しかし、ブログを書く上では全面的に良いことばかりではないと思います。
現に私自身、「行間も改行も最小限」のプロが書いた文章に影響され、ブログに同じ手法で記事を書いてしまった結果、とても読みにくいコンテンツができあがりました。
もちろん、読みにくくなった原因はひとえに私の稚拙な文章力によるものなのですが、ついついプロに憧れて真似したくなるのは少年時代から変わらぬ習性なのです。
というわけで、プロが書いた文章は凄いのだけれど、かといってブログを書くうえでは素人が安易に真似しない方がいいよねっていう話でした。
ネタ切れなので独り言みたいなことを思いつくままにダラダラと30分ほどで書いてみましたが、ダラダラ思いつくままに書いた文章って、読んでみると以外にリズムが良いんですよね。
この記事がリズミカルかどうかは別にして…