嫌なことでも楽しめる人が最強説~挑戦はゼロを1に変える

自宅しごと
出典:ぱくたそ

勉強嫌い!って思っててもしょうがないでしょ。勉強楽しい!って思ってやればいいのよ!

これは、なかなか宿題が終わらない小学生の息子に対して姉である我が娘が発した言葉です。

正確には母親である嫁からの受け売りなんですが、なかなか深いです。

よめ
あたしが最初に言いました。深い?

嫌いなことや苦手なことを「嫌だ!」と思ってしまうと逃げてしまいます。

嫌いなことも楽しいと思えるマインドは最強なのかもしれないと思い筆を執りました。

よめ
筆は持ってないやろ

好きなことを仕事にするのが最高

最近、私の周りでよく耳にするのが「好きなことを仕事にできたら最高」という言葉です。

たしかに最高です。

でも、とある有名な漫画家は語っています

「アマチュアのときは好きで漫画を描いてて楽しかったけど、プロになって漫画を描くことが仕事になると全然楽しくない」と

好きなこと、楽しいことが仕事になった瞬間に楽しくなくなるというのも現実にはあるということですね。

その漫画家の話によれば、ものすごく才能のある若手漫画家がデビューして期待を集めるけど体調を崩して長続きしないというケースがよくあるのだとか。

いままで楽しかったことが全く楽しくなくなるというのは精神的に耐えがたい苦痛なのかもしれません。

嫌いなことを楽しむというマインドとは

嫌いなことや苦手なことって楽しくないです。それどころか苦痛ですよね。

でも、これを楽しんでしまおうというのが我が嫁や娘のマインドなのです。

例えば、勉強することは楽しくないし嫌いだという人は多いです。

でも、自分が勉強した分だけテストの点数が増えたり順位が上がったりします。

目標を定め、それに向かって勉強して目標を達成できたら嬉しいものです。

あるいは、今まで分からなかったことが理解できたときの高揚感もたまりません。

このように、作業そのものは楽しくないことでも楽しめる要素を見つけることはできるんですよね。

何でもいいから、自分にとって楽しいと思える部分を(半ば強引にでも)見つけて、楽しいと思い込んで取り組むというマインドなんです。

仕事が楽しくない人はどうする?

勉強はやりようによっては楽しめる要素が見つけやすいのですが、仕事が楽しくない場合、楽しみを見つけるのは大変かもしれませんね。

私もサラリーマン時代にクレーム処理担当みたいな部署に身を置いていたことがあって、毎朝憂鬱な気持ちいっぱいで出勤していました。

しかし、ある時期から難しいクレームは私に回ってくるようになり、周囲からは「ぼっちー様様」感満載の羨望のまなざしで見られているのを感じ始めたのです。

ややこしいクレームが発生すると「俺にまかせろ!」的な感じですね。

本当は嫌で嫌で仕方なかったんですよ。でも自分にしか処理できな仕事がそこにあるというのは、嫌だけど嬉しいみたいな不思議な感覚でした。

そして、やっかいなクレームを円満に処理できたときの喜びもあり、自分なりに何となく楽しんでいた節があるのです。

嫌だ嫌だと嫌いなことを避けていたら、こういったスキルは身に付かなかったかもしれないと考えれば、強烈なストレスを感じながらも前のめりに取り組んで良かったなと今は思えます。

楽しむマインドは挑戦を生む

自分の好きなことや得意なことを仕事にできたら最高です(2回目)。

でも、好きなことが仕事になったとしても、それが仕事である以上は嫌なことや苦手なことも発生しますよね。

そんなとき、嫌いなことはしたくないと逃げてしまうより、嫌いなことも楽しめないかな?考えてみる方が良いのではないでしょうか。

何事も捉え方次第です。

人と会うのが苦手だけど、人と会って話をすれば新しい情報が入ってきます。

接客が苦手な人ほど気を使うので、他の人では気が付かない客のニーズに気づくことだってあります。

苦手なことは得意の裏返しであることも多く、他の人では気づかない細かい部分まで気になってしまうので「嫌い」と思い込んでるケースは結構あります。

何でも楽しむというマインドを持って臨めば、自分の新たな才能の発見につながるかもしれません。

最後に、私がサラリーマン時代に尊敬する上司から言われた言葉を記して締めたいと思います。

ビビッて挑戦しなければゼロ。挑戦しても結果ゼロかもしれないけど、お前自身にとってはゼロじゃないだろ?

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